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『書庫に水鳥がいなかった日のこと』小津夜景 発行:素粒社
¥1,980
ISBN:9784910413204 定価:¥1,980(本体1,800円+税) 発売日:2026年5月7日 ページ数:256 判型:B6判変型並製 南仏ニースと京都にくらす俳人、小津夜景による漢詩翻訳エッセイ最新刊。道を歩いているとき、美容室の椅子に座っているとき、お風呂につかっているとき――くらしのさなかにふと訪れる詩のことば。杜甫、李白から菅原道真、嵯峨天皇、明治の狂詩まで、古今の漢詩を自在にひもとき、日常のなかにあざやかに置き直す27篇。 目次 はじめに 黄色だけが残った 風呂屋と山鯨 書庫に水鳥がいなかった日のこと 弾かれるわたしの時間 金と雪 良い午後を、と彼らは言った 降りどきを見失って 九月の抽斗をあけて 靴ひもを結びながら 死んでいない、まだ生きている つり下げられた季節のための習作 エッグタルトと三日月 財布はいかにして開かれるか 散らかったままの話 夜明けのプレイリスト ふくらんだり、しぼんだり 背中を撫でる水流 あれも桜餅、これも桜餅 センセイの夏 雲の工房 土は言葉より正直だ 爛柯はフレグランスの夢を見るか 昼の裏側 世界がやわらかくなる日 突然の終わりのあとで 前略、北窓より 夜の音はすべて代役 おわりに 本書に登場するおもな詩人たち
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『大工日記』中村季節 発行:素粒社
¥1,980
ISBN:9784910413198 定価:¥1,980(本体1,800円+税) 発売日:2026年1月22日 ページ数:240 判型:B6判変型並製 36歳女性、異国で夢破れ、家業である大工の世界に飛びこんだ――ハードモードな“現場”の日々を、体当たりの知性とユーモアで疾走する驚きのデビュー作! 自主制作版『大工日記』(2024年)を大幅改稿。 「なんでもいいから今年は大工をやれ。やろう。そうしよう。いくぞ。そうして始めた私の大工見習いの日々の記録です」(本文より)
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『新しい手洗いのために』TOLTA 発行:素粒社
¥1,760
ISBN:9784910413037 定価:¥1,760(本体1,600円+税) 発売日:2021年4月16日 ページ数:136 判型:B6判変型並製 「テノウオ」なる全自動手洗いマシンが出現した今よりちょっと先の未来を舞台に、「手を洗うこと」についての統計、歴史、省察、記憶や物語が、共同制作という方法によってアクロバティックに織りなされる、ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA(トルタ)による、ポップでシリアスな“現代の叙事詩”。 これからの「手洗い」の話をしよう―― 目次 はじめに――なぜ「新しい手洗い」なのか Part1 新しい手洗いのために 1 手を洗うたびに指の数を数えること 2 外国語の発音を練習するように指と指の間を丁寧に洗うこと 3 手と手が重なり合うときのもっとも美しい形を記憶すること 4 せっけんの泡立つ音や水の流れる音によく耳をすますこと 5 安全をたしかめ、落ち着いたら、もう一度最初から手洗いをしてよい 6 洗うべきときに洗えなかった手をよく覚えておくこと 7 洗うたびにあなたの手は別のものになる Part2 さらに新しい手洗いのために 付記――共同制作の方法
